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「岡ビル百貨店」の版間の差分

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'''岡ビル百貨店'''(おかビルひゃっかてん)は、かつて愛知県岡崎市に存在した商業施設である。名鉄名古屋本線・[[東岡崎駅]]の駅ビル「岡ビル」の2階と3階にあった。
'''岡ビル百貨店'''(おかビルひゃっかてん、通称「岡ビル」)は、愛知県岡崎市明大寺本町の名鉄東岡崎駅に併設されていた駅ビル「岡ビル」の2階・3階に入っていた商業施設です。1958年(昭和33年)、木造だった東岡崎駅を鉄筋コンクリート造に建て替える際に駅ビルとともに生まれ<ref name="higooka-r6">岡崎市「ひがおか通信」令和6年11月号</ref>、2021年(令和3年)5月31日に閉店しました。開業から63年でした<ref name="chunichi">「岡ビル百貨店」31日閉店 東岡崎シンボルとして63年(中日新聞、2021年5月26日)</ref><ref name="toshoken">岡ビル百貨店、2021年5月31日閉館-名鉄東岡崎駅ビル、63年の歴史に幕(都市商業研究所、2021年5月30日)</ref>。


== 概要 ==
== 概要 ==
1958年(昭和33年)7月19日、東岡崎駅の駅ビル(岡ビル)の完成と同時に開業した。1967年(昭和42年)に増築され、昭和40年代から50年代にかけて最盛期を迎え、最大で28店舗が入居した。その後は老朽化と客足の減少が進み、2021年(令和3年)5月31日をもって閉業した。建物は2024年に解体工事が始まった。
* 所在地:愛知県岡崎市明大寺本町4丁目70番地(東岡崎駅)<ref name="angle">暮らし感光案内vol.11「記憶に残り続ける場所」(Okazaki Micro Hotel ANGLE、2021年4月4日)</ref>
* 開業:1958年(昭和33年)<ref name="higooka-r6"/>
* 増築:1967年(昭和42年)に3階部分を増築<ref name="angle"/>
* 店舗数:最盛期28店舗、閉店時4店舗<ref name="jtown">さようなら、昭和! 63年の歴史に幕を下ろした「岡ビル百貨店」に惜別の声相次ぐ(Jタウンネット、2021年6月1日)</ref>
* 営業時間:9:30〜20:00、水曜定休<ref name="angle"/>
* 閉店の理由:建物の老朽化、事業の担い手不足など<ref name="chunichi"/>


地域史・絵葉書研究家の生田誠は、岡ビルについて「ここだけが時計が止まった感じを受ける」と評した。
閉店時点の館内は1970年代前後の内装のまま改装されていない部分が多く、21世紀に入ると数店舗のみでの営業となっていました<ref name="toshoken"/>。あいちトリエンナーレ2013・2016の会場にもなりました<ref name="angle"/><ref name="wikipedia">Wikipedia「岡ビル百貨店」(本記事作成時点の版。二次情報)</ref>。


== 沿革 ==
== 年表 ==
* 1958年(昭和33年)7月19日 - 岡ビル完成、岡ビル百貨店が開業
* 1958年(昭和33年) - 東岡崎駅の駅ビル完成とともに開業<ref name="higooka-r6"/><ref name="chunichi"/>
* 1967年(昭和42年) - 増築
* 1967年(昭和42年) - 3階部分を増築。3階の洋食店「スパゲッチの店 オーマイキッチンこも」はこの年に開店<ref name="angle"/>
* 2021年(令和3年)5月31日 - 閉業
* 2021年(令和3年)5月26日 - 同月31日での閉店が報じられる<ref name="chunichi"/>
* 2024年(令和6年) - 解体工事開始
* 2021年(令和3年)5月31日 - 閉店(開業から63年)<ref name="chunichi"/><ref name="toshoken"/>
* 2024年(令和6年)7月8日 - 駅ビルの内装解体に着手<ref name="okazaki-seibi">岡崎市「東岡崎駅の整備状況(令和6年7月~)」</ref>
* 2024年(令和6年)7月29日 - 外壁の解体を開始<ref name="okazaki-seibi"/>
* 2024年(令和6年)10月26日 - 岡ビルを全面閉鎖<ref name="higooka-r6"/>
* 2026年(令和8年)3月3日 - 岡崎市が駅ビルの解体完了を公表<ref name="okazaki-seibi"/>


== 屋上 ==
== 特徴・当時の様子 ==
屋上には小さな遊園地があり、汽車や豆自動車が走っていたと地元の考現学誌に記されている。また、屋上には神社もあった。
* 屋上には、豊川稲荷から勧請した稲荷神社が祀られていた。屋上をビヤガーデンとして活用していた時期もあった(閉店時の担当者への取材による)<ref name="jtown"/>
* 3階の空きスペースは、イベントやパフォーマンスの会場として使われた<ref name="jtown"/>
* 時計貴金属の「ウツノ」は、開業以来63年間テナントとして営業していた(閉店時の担当者への取材による)<ref name="jtown"/>
* 開業当初は冷房設備がなく、夏場は金タライに氷柱を立てて冷風を送ったという(閉店時の担当者への取材による)<ref name="jtown"/>
* 駅ビルに店舗が集まり、バスのロータリーも併設されていたため、電車待ち・バス待ちの客で非常に混み合っていた(閉店時の担当者への取材による)<ref name="jtown"/>
* 閉店時、3階で営業していたのは「スパゲッチの店 オーマイキッチンこも」のみだった<ref name="angle"/>


== 思い出・証言(未検証) ==
== 思い出・証言(未検証) ==
{{証言注意}}
{{証言注意}}
* 屋上への階段のところにペットショップがあった。(1970年代・当時小学生)
* 「屋上に小さな遊園地があり、電車やミニカーの遊具があった」(時期不明・当時の利用者の記憶)
* 子どもの頃、ほぼ毎日ここへ遊びに行っていた。(1970年代・当時小学生)
* 「屋上へ上がる階段のそばにペットショップがあった」(時期不明・当時の利用者の記憶)
 
※この2件は、今回の調査では書籍・新聞などの裏付けを確認できていません。


== 未解決・情報募集 ==
== 未解決・情報募集 ==
* '''2階の精肉・惣菜店の店名'''(1970年代中頃)。甘辛ダレの手羽先が評判だったという記憶があります。店名や当時の資料をご存じの方はお寄せください
* '''2階にあった肉屋/惣菜店の店名が未特定です。''' 1970年代半ば(約50年前)に、甘辛いタレの手羽先の惣菜を販売していたとのことですが、店名は分かっていません。情報をお持ちの方はご提供ください。
* 1970年代のフロア構成(テナント一覧)が分かる資料を探しています。岡崎市立中央図書館の古い住宅地図・電話帳が手がかりの候補です
* 屋上遊園地・ペットショップの存在と時期を示す資料(写真、当時の新聞・チラシなど)
* 開業当初のテナント一覧
* 開店年・閉店年・解体時期についての一次資料(市公式資料、新聞、当時の住宅地図・電話帳など)
 
== 調査の次の一手 ==
* 八角文化会館の有料ノート(2階について触れた章があるとされる)
* 岡崎市立中央図書館の昔の住宅地図・電話帳で当時のテナントを確認する


== 出典 ==
== 出典・参考資料 ==
* Wikipedia「岡ビル百貨店」
<references />
* 都市圏ドットコム「岡ビル百貨店、2021年5月31日閉館-名鉄東岡崎駅ビル」
* 地元考現学誌(屋上遊園地の記述)


[[カテゴリ:岡崎市の商業施設]]
== 外部リンク ==
[[カテゴリ:東岡崎駅周辺]]
* [https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E3%83%93%E3%83%AB%E7%99%BE%E8%B2%A8%E5%BA%97 Wikipedia:岡ビル百貨店]
* [https://www.city.okazaki.lg.jp/shisei/vision/1008051/1008104/1008106.html 東岡崎駅の整備状況(岡崎市)]
* [[東岡崎駅]]

2026年11月7日 (土) 22:22時点における最新版

岡ビル百貨店(おかビルひゃっかてん、通称「岡ビル」)は、愛知県岡崎市明大寺本町の名鉄東岡崎駅に併設されていた駅ビル「岡ビル」の2階・3階に入っていた商業施設です。1958年(昭和33年)、木造だった東岡崎駅を鉄筋コンクリート造に建て替える際に駅ビルとともに生まれ[1]、2021年(令和3年)5月31日に閉店しました。開業から63年でした[2][3]。

概要

  • 所在地:愛知県岡崎市明大寺本町4丁目70番地(東岡崎駅)[4]
  • 開業:1958年(昭和33年)[1]
  • 増築:1967年(昭和42年)に3階部分を増築[4]
  • 店舗数:最盛期28店舗、閉店時4店舗[5]
  • 営業時間:9:30〜20:00、水曜定休[4]
  • 閉店の理由:建物の老朽化、事業の担い手不足など[2]

閉店時点の館内は1970年代前後の内装のまま改装されていない部分が多く、21世紀に入ると数店舗のみでの営業となっていました[3]。あいちトリエンナーレ2013・2016の会場にもなりました[4][6]。

年表

  • 1958年(昭和33年) - 東岡崎駅の駅ビル完成とともに開業[1][2]
  • 1967年(昭和42年) - 3階部分を増築。3階の洋食店「スパゲッチの店 オーマイキッチンこも」はこの年に開店[4]
  • 2021年(令和3年)5月26日 - 同月31日での閉店が報じられる[2]
  • 2021年(令和3年)5月31日 - 閉店(開業から63年)[2][3]
  • 2024年(令和6年)7月8日 - 駅ビルの内装解体に着手[7]
  • 2024年(令和6年)7月29日 - 外壁の解体を開始[7]
  • 2024年(令和6年)10月26日 - 岡ビルを全面閉鎖[1]
  • 2026年(令和8年)3月3日 - 岡崎市が駅ビルの解体完了を公表[7]

特徴・当時の様子

  • 屋上には、豊川稲荷から勧請した稲荷神社が祀られていた。屋上をビヤガーデンとして活用していた時期もあった(閉店時の担当者への取材による)[5]
  • 3階の空きスペースは、イベントやパフォーマンスの会場として使われた[5]
  • 時計貴金属の「ウツノ」は、開業以来63年間テナントとして営業していた(閉店時の担当者への取材による)[5]
  • 開業当初は冷房設備がなく、夏場は金タライに氷柱を立てて冷風を送ったという(閉店時の担当者への取材による)[5]
  • 駅ビルに店舗が集まり、バスのロータリーも併設されていたため、電車待ち・バス待ちの客で非常に混み合っていた(閉店時の担当者への取材による)[5]
  • 閉店時、3階で営業していたのは「スパゲッチの店 オーマイキッチンこも」のみだった[4]

思い出・証言(未検証)

この欄は、利用者の思い出・証言をもとに書かれています。 書籍・新聞・公式資料による裏付けは取れていません。事実として引用する際はご注意ください。裏付けとなる資料をご存じの方は、出典への追加をお願いします。
  • 「屋上に小さな遊園地があり、電車やミニカーの遊具があった」(時期不明・当時の利用者の記憶)
  • 「屋上へ上がる階段のそばにペットショップがあった」(時期不明・当時の利用者の記憶)

※この2件は、今回の調査では書籍・新聞などの裏付けを確認できていません。

未解決・情報募集

  • 2階にあった肉屋/惣菜店の店名が未特定です。 1970年代半ば(約50年前)に、甘辛いタレの手羽先の惣菜を販売していたとのことですが、店名は分かっていません。情報をお持ちの方はご提供ください。
  • 屋上遊園地・ペットショップの存在と時期を示す資料(写真、当時の新聞・チラシなど)
  • 開業当初のテナント一覧
  • 開店年・閉店年・解体時期についての一次資料(市公式資料、新聞、当時の住宅地図・電話帳など)

調査の次の一手

  • 八角文化会館の有料ノート(2階について触れた章があるとされる)
  • 岡崎市立中央図書館の昔の住宅地図・電話帳で当時のテナントを確認する

出典・参考資料

  1. ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 岡崎市「ひがおか通信」令和6年11月号
  2. ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 「岡ビル百貨店」31日閉店 東岡崎シンボルとして63年(中日新聞、2021年5月26日)
  3. ↑ 3.0 3.1 3.2 岡ビル百貨店、2021年5月31日閉館-名鉄東岡崎駅ビル、63年の歴史に幕(都市商業研究所、2021年5月30日)
  4. ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 暮らし感光案内vol.11「記憶に残り続ける場所」(Okazaki Micro Hotel ANGLE、2021年4月4日)
  5. ↑ 5.0 5.1 5.2 5.3 5.4 5.5 さようなら、昭和! 63年の歴史に幕を下ろした「岡ビル百貨店」に惜別の声相次ぐ(Jタウンネット、2021年6月1日)
  6. ↑ Wikipedia「岡ビル百貨店」(本記事作成時点の版。二次情報)
  7. ↑ 7.0 7.1 7.2 岡崎市「東岡崎駅の整備状況(令和6年7月~)」

外部リンク