岡崎石工品

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岡崎石工品(おかざきせっこうひん)は、愛知県岡崎市を中心に作られる石製品です。1979年(昭和54年)8月3日に経済産業大臣から伝統的工芸品の指定を受けました。岡崎は良質な花崗岩(御影石)の産地で、香川県の庵治・牟礼、茨城県の真壁と並ぶ「日本3大石品生産地」のひとつとされています[1][2]。

概要

  • 産地:愛知県岡崎市[1]
  • 指定:伝統的工芸品(1979年8月3日)[1]
  • 主な原材料:岡崎花崗岩(御影石)。2013年(平成25年)に「岡崎花崗岩又はこれと同程度の品質の石」へ指定内容が変更されました[1]
  • 別名:石都(せきと)[2]

歴史

  • 室町時代後期 - 岡崎で石工品づくりが始まる[1]
  • 安土桃山時代(天正18年/1590年) - 岡崎城主の田中吉政が、城下町の整備のため河内・和泉(現在の大阪府)から石工を招き、石垣や堀を造らせました。優れた技術を持つ石工たちがそのまま岡崎に住み着き、春日型灯籠や六角雪見型など、岡崎石工品の原型を作ったとされています[1]
  • 近世 - 石材加工に適した花崗岩が近くで採れたこと、矢作川の舟運で重い石灯籠を江戸・大阪へ運べたことから、石工が発展しました[3]
  • 19世紀初め - 石屋は29軒[1]
  • 19世紀末 - 「石屋町」を形成し、約50軒に増加[1]
  • 戦前最盛期 - 350軒を数える[1]
  • 1967年(昭和42年) - 上佐々木町に石工団地を形成[1]
  • 1976年(昭和51年) - 稲熊町に石工団地を形成[1]
  • 1978年(昭和53年) - 3つの組合で岡崎石製品協同組合連合会を設立[1]
  • 1979年(昭和54年)8月3日 - 伝統的工芸品に指定[1]

特徴

  • 岡崎御影などの石目に特徴がある石材を使い、長い歴史の中で技術を磨いてきました[4]
  • 現在も、職業訓練法人岡崎技術工学院で石材加工技術の訓練が行われ、匠の技が受け継がれています[1]

指定品目

立燈ろう型(春日型、奥の院型、太閣型、聚楽型など)、雪見型(六角雪見型など)、置燈ろう型、生け込み型、多重塔、鉢物、石塔類(宝塔・五輪塔など)、彫刻類(仏像・狛犬・かえるなど)、鳥居などが指定されています[1]。

岡崎市内の石製品組合

名称 所在地 電話 設立
岡崎石製品工業協同組合 岡崎市花崗町5 0564-22-0455 1948年11月15日
岡崎石工団地協同組合 岡崎市上佐々木町梅ノ木48 0564-31-3823 1964年4月15日
協同組合岡崎石製品工場公園団地 岡崎市稲熊町赤松5-11 0564-24-3369 1973年8月1日

※岡崎石工品連合協議会(事務局:岡崎石工団地協同組合)は2021年4月1日設立[1]。

思い出・証言(未検証)

この欄は、利用者の思い出・証言をもとに書かれています。 書籍・新聞・公式資料による裏付けは取れていません。事実として引用する際はご注意ください。裏付けとなる資料をご存じの方は、出典への追加をお願いします。
  • (募集中)

未解決・情報募集

  • 19世紀以前の石屋の分布と「石屋町」の範囲
  • 戦前350軒時代の仕事や暮らしの記録
  • 石工品づくりの思い出、職人さんの証言

出典・参考資料

  1. ↑ 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 1.12 1.13 1.14 1.15 岡崎市「岡崎石工品」
  2. ↑ 2.0 2.1 岡崎市観光協会「石都・岡崎!」
  3. ↑ 愛知県「岡崎石工品」
  4. ↑ Kogei Japan「岡崎石工品」

外部リンク