羽栗病院(はぐりびょういん)は、愛知県岡崎市羽栗町字田中にある精神科・神経科・内科の病院である。医療法人羽栗会が運営する。前身は、1394年に当院に隣接する光明山順因寺で始まった灸と漢方薬による精神科治療に遡り、1946年(昭和21年)に羽栗医院として開設、1956年(昭和31年)に羽栗病院となった。100床の病床を備え、介護老人保健施設や認知症対応型グループホームを併設する[1][2]。

この記事の診療時間・診療科目・受付方法などの情報は、変更されている場合や、正確でない場合があります。受診の際は、必ず各施設の公式サイトや電話で最新の情報をご確認ください。

概要

  • 所在地:〒444-3514 愛知県岡崎市羽栗町字田中26・27・30番地合併地[1]
  • 開設:1956年(昭和31年)に羽栗病院となる(前身の羽栗医院は1946年開設)[1]
  • 運営:医療法人羽栗会(1997年3月設置)[1]
  • 理事長:粟生いつ子/院長:粟生洋[3][1]
  • 病床数:100床[1]
  • 診療科:精神科、神経科、内科[1]
  • 代表電話:0564-48-2005[1]
  • 施設構成:管理棟、南病棟、北病棟、サービス棟、リハビリテーション棟[1]
  • 関連施設:介護老人保健施設「羽栗の里」、認知症対応型グループホーム「むらさき麦の郷」[3]

沿革

羽栗病院の歴史は鎌倉時代まで遡る。当院に隣接する順因寺では、三代目住職の善祐法印が病に苦しむ里人を灸で治療したことに始まると伝わる[2]。順因寺は「羽栗の灸寺」と呼ばれ、灸と漢方薬による治療が代々受け継がれてきた。羽栗医院の開設後も、伝統の灸・漢方治療は近代医療と並存する形で続けられている[1]。

  • 1394年 - 光明山順因寺(羽栗の灸寺)で、灸と漢方薬による精神科治療が開始される。これが当院の精神科医療の源となった[1]
  • 以降 - 代々の順因寺の院主によって灸・漢方治療が受け継がれる[1]
  • 1946年(昭和21年) - 第29世・粟生敏春により羽栗医院が開設され、近代医療と並存する形で伝統の灸・漢方治療が行われる[1]
  • 1956年(昭和31年) - 羽栗医院が羽栗病院となり、現在に至る[1]
  • 1997年(平成9年)3月 - 医療法人羽栗会を設置する[1]
  • 1998年(平成10年) - 柔軟な活動体制を求めて、介護老人保健施設「羽栗の里」を設立する[1]
  • 2005年(平成17年) - リハビリテーションを目的とした専門施設を併設する[1]

順因寺での灸・漢方治療は、精神科医療の源として現在まで受け継がれている。羽栗医院は、この伝統を守りながら近代医療を併設する形で開設された[1]。病院の歴史は、地域の精神科医療と福祉を担ってきた歩みでもある[1]。

診療科・体制

精神科・神経科・内科を標榜し、主に統合失調症、うつ病、神経症、認知症の治療を行う[3][1]。病院の理念は「自然ゆたかな羽栗の、こころを癒す場となる」であり、患者一人ひとりのリズムに合わせた治療を重視している[2]。

地域医療連携係として相談員を配置し、地域の診療所や訪問看護ステーション、ケアマネジャー、行政機関などとの連携を進める。精神疾患や認知症での診療予約は、かかりつけ医からの診療情報提供書をFAXで送る仕組みとなっている[4]。

内科は身体疾患の診療を担い、精神科・神経科と連携する。新規の受診は電話予約制で、予約なしの場合は順番が最後となる。精神疾患や認知症で診療を希望する場合は、かかりつけ医の診療情報提供書を地域連携係へFAX送信する[4]。地域医療連携係の業務時間は平日8時30分から17時15分までで、緊急時は電話で相談する[4]。

医療法人羽栗会は、西暦1394年より始まった光明山順因寺での灸・漢方薬治療をルーツとし、現在は病院、介護老人保健施設、認知症対応型グループホームの3部門を擁する[3]。病院の歴史は精神科医療による地域への貢献の歴史であり、今後も精神科医療のみならず福祉を含めた幅広い活動により、地域の期待に応えることを目指している[1]。

施設・関連施設

病院は管理棟、南病棟、北病棟、サービス棟、リハビリテーション棟から構成される[1]。病室には、高齢者も使いやすい低床ベッドを備えた洋室と、家庭にいるような雰囲気の和室があり、日中の活動に使う明るく開放的なマルチスペースも設けている[5]。

病院の眼下には羽栗の自然が広がり、入院生活の中でも季節の移ろいを感じられる環境にある[2]。入院患者の退院後の生活や介護サービス、福祉制度の相談には、地域医療連携係の相談員が応じる[4]。病院、羽栗の里、むらさき麦の郷の3施設はいずれも小規模で、利用者と同じ視線に立ったサービスを心がけている[3]。

併設する介護老人保健施設「羽栗の里」は、在宅復帰と在宅療養支援を行い、患者の状態に応じて病院と相互に支援する[4]。認知症対応型グループホーム「むらさき麦の郷」は、在宅生活が困難な要介護者のリハビリテーションに取り組む[3]。医療法人羽栗会は、病院、介護老人保健施設、認知症対応型グループホームの3部門で地域のメンタルヘルスと高齢者福祉に貢献する[3]。病院は地域のメンタルヘルスと高齢者福祉の中核として、病院と介護施設の相互支援を進める[3]。

アクセス・駐車場

  • 電車:名鉄名古屋本線の名電山中駅下車、南方面へ徒歩約10分[6]
  • 自動車:国道1号線を名古屋方面へ進み、「山中小学校北」交差点を左折して約3分。高速道路を利用する場合は音羽蒲郡インターチェンジから向かう[6]

外来診療は、月曜日から水曜日と金曜日が電話予約制で、午前9時〜12時(受付11時30分まで)、午後1時〜5時(完全予約制、受付4時30分まで)である。土曜日は予約なしの来院順で、午前9時〜12時(受付11時30分まで)。日曜日、木曜日、土曜日の午後、祝日、年末年始は休診となる(2026年11月時点の公式サイトによる)[4]。駐車場の台数・料金は公式サイトに記載が確認できないため、来院前に最新の案内を確認されたい。

思い出・証言(未検証)

この欄は、利用者の思い出・証言をもとに書かれています。 書籍・新聞・公式資料による裏付けは取れていません。事実として引用する際はご注意ください。裏付けとなる資料をご存じの方は、出典への追加をお願いします。
  • (募集中)

未解決・情報募集

  • 駐車場の台数と料金(公式サイトに記載が確認できない)
  • 現在の病院建物の建築年と、各棟の完成時期
  • 順因寺と羽栗病院の歴史的な関係を示す資料

出典・参考資料

関連項目